[A00-1766] 釜屋神社(かまやじんじゃ)
神社誌№A00-1766
神社名 釜屋神社(かまやじんじゃ)
社格  無格社
鎮座地区八女郡
所在地 八女郡豊岡村大字湯辺田字神道
メモ  
祭神罔象女神、瀬織津姫神、速開津姫神
由緒不詳、旧藩の時は祈禱所にて今に遠近信仰の社なり。社説に曰く、筑後誌に釡屋神社は上妻郡湯邊田村にあり此地古より神木一株あり。天正年中当州柳河管の釡屋神社の神職大石氏来つて、彼神木に釡屋大神を勧請し、寛永二年官に許へて社殿を造営せり、毎年十一月十三日祭礼ありと。其後久留米藩主黒木に赴く途中湯邊田を通過せし際、其の乗馬病みて進む能はず、依て釡屋神社に至誠祈願せしところ、馬は元気に復して恙なく黒木に着くことを得たりと。爾来藩の祈禱所となり、牛馬安全の神又は水難除雨乞の神として遠近よりの尊信厚く、藩よりは神領を附し、又特に此地にて芝居興行を許したりと云ふ。
例祭日十月十五日
▲TOP