[A00-0010] 紅葉八幡宮(もみじはちまんぐう)
神社誌№A00-0010
神社名 紅葉八幡宮(もみじはちまんぐう)
社格  県社
鎮座地区福岡市
所在地 福岡市西新町大字麁原字大平
メモ  
祭神神功皇后、応神天皇、玉依姫命、埴安命、菅原神、素戔嗚命、軻遇突智命、金山彦命、事代主命、稲倉魂命、大己貴命、菟道稚郎子命
由緒寛文六丙午年八月建立、明治五年十一月三日村社に定めらる。当社は同町大字西新字中東に祭祀ありしを大正二年十月十六日許可を得て当地(西新町大字麁原字大平)に移転せり。
祭神菅原神は大字西新字中東無格社天満神社として祭祀、稲倉魂命は宇賀神社、素戔嗚命は氷川神社、軻遇突智命、金山彦命は秋葉神社として大字西新中東村社紅葉八幡宮境内神社として、祭神事代主命は同大字同字無格社恵比須神社として祭祀ありしを明治四十三年十二月十二日許可を得て村社紅葉八幡宮境内に合併祭祀ありしを本社移転に際し本社に合祀せり。
祭神埴安命は大字麁原字石丸に村社埴安神社として祭祀ありしを大正二年十月十六日許可を得て本社に合祀、同境内神社宇賀神社、大字西新字新屋敷無格社宇賀神社、大字麁原字大平無格社宇賀神社は何れも祭神稲倉魂命にて同一祭神に付合霊合祀せり。
大字西新字中西恵比須神社は祭神事代主命にして大正二年十月十六日本社移転に際し合祀せり。
祭神大己貴命は松河原神社、同菟道稚郎子命は印鑰神社として紅葉八幡宮境内神社なりしを大正二年十月十六日本社移転に際し本社に合祀せり。
大正十一年四月ニ十九日県社に列す。
尚社説に曰く、当社は橋本村(現在の早良郡壱岐村橋本)に在り、鎮座の年代詳ならず。(村老の伝説に文明十四年柴田内蔵助重信といふ士、始めて橋本村に勧請して吾家の鎮守とせりと云ふ)。前国主黒田光之君橋本村にて生れ給ひし故に産神なればとて寛文六丙午年八月橋本村より西新字中東(百道松原)の地に移され本社、拝殿、神厨等新に造立有りて、月毎の祭礼怠らず、九月十一日は恒例の大祭にて神楽、流鏑馬、猿楽等行はる。始め橋本村にては九月九日祭礼を執行せしが、此地に遷し奉りしより、重陽は諸人の暇なき日なる故改めて十一日となせり。
神領百石国君より寄附し給ひ、四辺の松原を附せらる。又貞享二年光之君神前に石の鳥居を新に立て給ふ。鳥居の額は梶井宮滋胤親王の御筆也。
例祭日十月十一日
神饌幣帛料供進指定大正十一年七月十三日
主なる建造物本殿、幣殿、拝殿、社務所、渡殿、倉庫
主なる宝物鳥居額面(梶井宮滋胤親王の御直筆)
境内坪数八百三十八坪
氏子区域及戸数二十箇町内会 戸数二千五百戸
境内神社宇賀神社(稲倉魂命)
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