[A00-0054] 飯倉神社(いいくらじんじゃ)
神社誌№A00-0054
神社名 飯倉神社(いいくらじんじゃ)
社格  村社
鎮座地区福岡市
所在地 福岡市大字飯倉字宮山
メモ  
祭神天穂日命、菅原神
由緒不詳、明治五年十一月三日村社に定めらる。
社説に曰く、御社名飯倉は人皇十二代景行天皇の五十七年諸国に田部屯倉を置き給ひしに基く。即田部は皇室の御領田を耕作する農民にして親王の御領田農耕者を入部と称し其の献穀を納むる倉庫を飯倉と称す当地は其屯倉を置かれし所にして古く田部(和名抄に早良郡内の郷名とあり)郷に属し近く今小田分村入部村あり。
御祭神天穂日命は菅家の祖神にして社伝によれば延喜の昔菅公御左遷の砌り庄、入部、内野、脇山(各所共に夫々遺跡を今に伝ふ)を経て太宰府に赴かれし途次当地に小憩ありし縁故に基き土御門天皇の建仁元年辛酉二月創立すと云ひ伝ふ。
因に此地は菅公の故事により鶏を飼はず古くは六月二十三日、九月十五日の両日祭礼を行へり。
例祭日十月十五日
神饌幣帛料供進指定昭和三年十一月八日
主なる建造物神殿、渡殿、拝殿、神饌所、社務所、絵馬殿
境内坪数二百八十五坪(官有地第一種百二十六坪、神社有地百五十九坪)
氏子区域及戸数大字飯倉、八十五戸
境内神社山王社(大山祇神)
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