[A00-0133] 波折神社(なみおりじんじゃ)
神社誌基本情報
神社誌№ | A00-0133 |
神社名 | 波折神社(なみおりじんじゃ) |
社格 | 村社 |
鎮座地区 | 宗像郡 |
所在地 | 宗像郡津屋崎町大字津屋崎字古小路 |
メモ |
神社誌明細情報
祭神 | 住吉大神、瀬織津姫神、志賀大神、菅原神、宇気毛知神 |
由緒 | 伝曰往昔息長足姫命三韓より凱陣し玉ひし時此三神鼓島に現れ玉へり因て姫命此海辺の河原に神籬を造りて斎祠あり、一説に河原崎と云へる平広の地あり宮の本など云ふ字あり昔の神籬の跡なるべし。昔浦の漁人沖合にて大風荒波に逢ひ雷さへ鳴、はためきつつ海大に震動す漁人等此神を祈りければ忽ち三神姿を浪穂の上に現れ給ふと見へしが暫の間に海上静になり鼓島に漂着風待する事三日皆大に飢ゆ又三神船上に来現し飲食を与へ玉ふ。食ふと覚えしが忽ち身も自由になり波濤を凌ぎて此浦に着く初め三神の舟上に顕れ給ひし跡に三箇の石あり之を持ち帰り社に祭れり此より波折大神と称すと云ふ。明治五年十一月三日村社に定めらる。菅原神、甫め太宰府に趣かれし時雨頻りに降りて御舟の篝火消へ漁人に火を乞ひ其の報酬として蓑笠を与へ給へり、後世之を神体として社を建て祀れりと云ふ。祭神菅原神(菅原神は祭神同一に付合霊せり)は字魚町無格社菅原神社、字天神町無格社天満神社として祭神宇気毛知神は字清田ヶ浦に保食神社として祭りありしを大正五年十一月二日許可を得て合祀せり。 |
神饌幣帛料供進指定 | 大正十三年七月二十四日 |
主なる建造物 | 本殿、幣殿、拝殿、社務所、絵馬殿、社庫 |
主なる宝物 | 神社縁起 |
境内坪数 | 六百坪 |
氏子区域及戸数 | 津屋崎区 六百戸 |
境内神社 | 六之神社(義民六士)、須賀神社(素盞能男命) |
末社 | 恵比須社三社、稲荷神社三社、天照皇大神宮、秋葉神社、保食神社、天満宮、佐犠神社 |