[A00-0395] 厳島神社(いつくしまじんじゃ)
神社誌基本情報
神社誌№ | A00-0395 |
神社名 | 厳島神社(いつくしまじんじゃ) |
社格 | 村社 |
鎮座地区 | 嘉穂郡 |
所在地 | 嘉穂郡稲築村大字口春字キタ崎 |
メモ |
神社誌明細情報
祭神 | 市杵嶋姫命 |
由緒 | 社蔵の文書に元久年中沖津嶋より現今の地に奉移せりとあり附記旧神職等の口伝には宗像神領地の守護神なりと云ふ。 官幣大社宗像神社旧神職宗像忌子大宮司家の系譜に曰く(忌子大宮司後裔宗像繁丸所蔵)宗像大宮司従四位下摂津守氏国元久二乙丑年領土嘉穂郡口春庄に社を建て身形大神宮を勧請す云々。 官幣大社宗像神社社家文書目録に(宗像神一諸郷文書巳上三通社蔵書)一巻(中略)一久原大穂嘉穂郡河崎文書巳上一巻二通(中略)右撰用捨文書所目録如件応永十六巳丑卯月十四日大宮司宗像朝臣氏経、附記本文の目録に対する文書は今社蔵なし然れども河崎文書とあるは領地の事を記したるものなるべしと云ふ、古老の伝ふる所に拠れば本社従前は七月初午日御手洗池前頓宮に神幸の儀あり翌日神木銀杏の辺の仮殿に御休息ありて流鏑馬及獅子舞を奉す終りて遷御ありしと言ふも今は廃絶せり附記本社近傍に的場と言ふ地名残れり是れ昔時流鏑馬執行せし所又本社に古き獅子頭二頭を存す是れ昔時獅子楽を執行せし遺品なりと言ふ。 宝永年間建物目録に神殿四尺七寸萱葺渡殿六尺に七尺瓦葺拝間二間に三間萱莚云々とあり。宝永五年社殿を改築す本社一間四方小板葺拝殿長三間横二間萱葺御拝一間四方瓦萱とあり。応永二年立岩村庄屋麻生賀郎神額を奉納す。 明治六年十一月三日村社に定めらる。明治十一年神殿拝殿を再建す。 |
例祭日 | 九月二十九日 |
神饌幣帛料供進指定 | 明治四十三年四月二十八日 |
主なる建造物 | 神殿、幣殿、拝殿、社務所 |
境内坪数 | 六百坪 |
氏子区域及戸数 | 稲築町口春 氏子数 百三十戸 |
境内神社 | えびす神社、貴船神社、天満宮、祇園神社 |