[A00-0525] 伏見神社(ふしみじんじゃ)
神社誌№A00-0525
神社名 伏見神社(ふしみじんじゃ)
社格  村社
鎮座地区筑紫郡
所在地 筑紫郡岩戸村大字山田字茶屋前
メモ  
祭神神功皇后、須佐之男神、淀姫命、武内宿禰、大山祇神
由緒社伝欽明天皇の御宇肥前国佐賀郡川上大明神(祭神淀姫命也)の託宣に依り此地に鎮座し後(年代不詳)山城国伏見御香宮(祭神神功皇后也)を勧請合祭し伏見大明神と称し奉れり須佐之男命は天正年中博多市街兵火に罹り櫛田祇園の社にも火災の及はんとするより祇園の御神体(素盞嗚尊也)は当社に遷し奉り(櫛田の御神体は早良郡野芥に遷せりと云ふ)博多住民も此地に避難移住せり其後博多市街再興のとき御神体は当社に鎮祭の儘博多に遷ささりしと言ふ武内大臣合祭のことは不明なり本社従前は轟ケ丘(書紀神功皇后の巻に爰定神田面佃之時引儺河水云々とある地なり)に神幸ありしも今絶えたり、附記筑前国続風土記同附録同拾遺も凡そ同様の記事なり、慶安元年までは社辺なる儺河前岸の地にありしを時の地頭津田市之凾茂貞(筑前国主黒田家の臣也)今の地に社殿を造営し同年八月十六日遷座鎮祭せり。
明治五年十一月三日村社に定めらる。
祭神大山祇神は字原に無格社神社として祭祀ありしを明治四十二年十一月十五日合併許可。
例祭日十一月十五日
主なる建造物神殿、渡殿、拝殿、絵馬殿、社務所
境内坪数一千五十六坪
氏子区域及戸数岩戸村大字山田、岩戸村大字井尻、一百二十戸
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