[A00-0595] 志々岐神社(ししきじんじゃ)
神社誌№A00-0595
神社名 志々岐神社(ししきじんじゃ)
社格  村社
鎮座地区糸島郡
所在地 糸島郡小富士村大字御床字殿山
メモ  
祭神十城別命
由緒白鳳元年肥前国松浦郡志々岐神社より鎮座と旧記に載す。明治五年十一月三日村社に被定。社説に曰く、天智天皇の御代太宰観世音創建の時本尊にせんとて唐土より阿弥陀仏を取寄せ博多の津に向ふ所海上風波の為め甚だ危かりしに由り、平戸志々岐神社を船中に勧請し幸に恙なきを得て、唐津東海岸寺山の里に着す。後世仏像は太宰府に移し、敷鉄のみは久しく此所に留まりしに、後可也山南麓に移し御床と称したり、付近の名称概ね之に因むとあり。仏像は木造に改められ清賀上人作とも言ふ、大正三年四月国宝に指定せらる。
御床は幕政時代大庄屋の居住地として、海埋立九十二丁六反余歩に上り、内二反二畝歩と年々現米一石三斗二升を神社に奉納し、旧暦九月十九日並に十二月初丑の日に新嘗祭は神宮大前の儀に倣ひ前夜丑の時祭を厳行し、付近庄屋並に神主集りて祭儀に参加したりと。
例祭日十月十九日
主なる建造物本殿、渡殿、拝殿、社務所、石鳥居、注連掛石
境内坪数五十九坪
氏子区域及戸数大字御床一般 八十戸
摂社市杵島神社(市杵島姫命)、荒人神社(天児屋根命)
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