[A00-1725] 田川護国神社(たがわごこくじんじゃ)
神社誌№A00-1725
神社名 田川護国神社(たがわごこくじんじゃ)
社格  護国神社
鎮座地区田川郡
所在地 田川郡伊田町大字伊田鎮西公園内
メモ  
由緒徳川時代の末期即ち嘉永より文久に亘つて勤王佐幕攘夷論で国内鼎の湧くが如く騒然と乱れし時、田川郡彦山の修験政所有綿以下十一名は国難に殉ぜんと神符に連名血判し英彦山神社に連日安民攘夷の祈祷を続け尚長藩高杉晋作と密約の謀計を廻らし或は京都の公方と気脈を通ずる等勤王の為め百方粉骨砕身したが文久三年惜くも事総て暴露し何れも獄舎に投ぜられ処刑さる、其後明治二年正月六日高千穂有敬氏は勤王に殉じたる此の十一名の英霊を祈る為め神社を創建、然るに明治二十九年四月五日之を官祭に列せらるることとなり、明治三十八年田川郡民より伊田町移転更に大正八年八月十九日現在の地に移転す。
例祭日五月六日、十月二十三日
主なる建造物神殿間口二間、奥行一間半檜皮葺、拝殿間口四間奥行四間スレート葺、幄舎幅二間半長さ三間半檜葺、社務所二十四坪
境内坪数鎮西公園とし境界判明せす
氏子区域及戸数田川郡民全員即ち約二〇満人
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