[A00-1774] 貴船神社(きふねじんじゃ)
神社誌№A00-1774
神社名 貴船神社(きふねじんじゃ)
社格  無格社
鎮座地区京都郡
所在地 京都郡行橋町大字行事字西町
メモ  
祭神高龗神、闇龗神、罔象女命
由緒旧記によれば、当社は文禄二年八月二十二日当村古賀九郎兵衛なる者、入江の葦原に葦を刈らんと行きけるに、白き御幣一本流れ来れり、之を白洲の上に立て置けるに其夜九郎兵衛の夢に曰く、我は今日汝の取上けし幣なり、乃ち汝が生処長門国の神なり、早く小祠を営み我を祀れよ、然る時は此地は葦の蔓るが如く桑田開け、人家稠密繁盛ならんと、告了て夢覚ぬ、因て此所に小祠を造営し貴船神社と称す、爾来神の告げ給ひし如く人家日を逐て栄え新田年々開けて益々繁昌せり、因て此社を当所の鬼門の鎮守社とし地名を神祠村と書す云々、其後正保二乙酉年再建。九月一日、二日の御鎮祭には郡内の参拝者雲集す。
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