[0031] 飛来神社(ひらいじんじゃ)
神社№  0031
神社名  飛来神社(ひらいじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2011/11/06
再訪日  2012/11/10
社格   無格社
その他社格 
ご祭神  少彦名命
由緒等  
飛来神社由来記

一、鎮座地 福岡市博多区吉塚三丁目(旧東堅粕)
一、御祭神 少彦名命
当飛来神社は、太古、神皇産霊神の御子、少彦名命を御祭神とす。この御神は、非常に短躯小身なるも、特に子供好きにて、手足の神様で、国土経営に全力を尽し畜産を起し、医療且又農業を起し、人民皆其の御神徳を仰ぐこと深し。往年この堅粕の地に温泉湧出せる側に、御鎮座ありしを紀元一四六六年第五十一代平城天皇の大同元年、今より凡そ一千二百年前、伝教大師博多津に御帰朝の際、薬師像を刻み東光院に安置するに及び、当神社を村の入口現在の地に遷座せしと言ひ伝う。赫灼たる御神徳、著しく衆庶の知る所なり。旧藩主黒田家も崇敬特に篤く。現在当吉塚の産土氏神として子供の神様子授けの神様として益々子供擁護と教化の崇高なる、御神徳を垂れ給う。
一、祭日
正月大祭(一月一日ヨリ五日マデ)
月並祭(毎月五日)
初老還暦厄払(四月二十八日)
春季大祭(五月三日ヨリ五日マデ)
子供山笠(七月末)
七五三(十一月十五日)

飛来神社 子供の成長・手足の痛み

博多区吉塚三丁目にあります。『筑前国続風土記』に「古昔此村に温泉あり。是を薬師の湯と云。其側に大己貴命、少彦名命のニ神を勧請して、湯守の神とす。後世薬師仏を以て両神に替えたり」とあり、飛来神社の祭神は、温泉にまつられていたニ神を移したものとされています。地元の伝承によれば、この神様はまず、近くにある東光院に飛んでこられて、その後、現在のところに移られたといわれています。温泉は東光院付近であったとされていますので、おおよそ『続風土記』の記述と合っています。
お飛来さまは子どもが大好きで、子どもたちがご神体の神像で遊ぶと喜ばれるといわれています。かつては、夏になると近くの子どもたちが神像を持ち出して川に投げ込み、浮き袋がわりにして遊んだといいます。また、少彦名命は手足が不自由だといわれ、人々は手足の痛みが治るように祈願し、お礼には木で作った手形足形を奉納しました。
ご朱印   
鎮座地区 福岡市博多区
郵便番号 812-0041
所在地  福岡市博多区吉塚3丁目11-19
地図座標 33.597639,130.427102
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 飛来神社 [A00-1812]
【所在地】 福岡市大字堅粕字辻
【祭神】 少彦名神
コメント  
公開日  2012/11/18
更新日  2012/11/18
神社全景
神社全景
神社正面
神社正面
鳥居扁額
由緒書き
社号標
手水舎
社務所
社殿正面
拝殿内
拝殿神額
干支恵方盤ほか
由緒説明
奉納絵馬
社殿全景
本殿
     
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