【社名】 水鏡神社 [A00-0021]
【所在地】 福岡市天神町
【祭神】 菅原道真
【由緒】 天慶五年創立社説に菅公太宰府へ左遷せられ給ひし時其船博多の津に着し上陸して後四十川の清流に臨みて水鏡を見玉ひ罪無くして冤罪を蒙り給ふ心中の鬱念に自ら容の衰へたるを歎き我霊魂は長く此地に留り後世冤枉に苦しむ者の為に守護す可しと宜ひ給ひし事あり依て其所に社殿を建て水鏡天神亦容見の天神とも号し祭祀ありしを慶長十七年旧福岡藩主黒田長政今の地に遷座し其子黒田忠之寛永十八年再建せり、明治五年四月村社に定めらる、福岡市庄字野添村社天満宮を大正二年十月十六日許可を得て合祀す。
祭神同一に付合霊せり。
【例祭日】 十月二十五日
【神饌幣帛料供進指定】 明治四十年一月十九日
【主なる建造物】 本殿、幣殿、拝殿、神饌所、社務所、神楽堂
【主なる宝物】 扁額松梅画(絹地)一面藩主黒田綱政筆、扁額短冊和歌一面藩主黒田継高筆、三方(黒塗松竹梅金蒔絵)三台藩主黒田侯奉納
【境内坪数】 八百七十四坪六号六勺
【氏子区域及戸数】 中島町、中島浜新地、東橋口町、西橋口町、須崎土手町、須崎裏町、船津町、鍛冶町、材木町、勝立寺新町、極楽寺町、下名島町、天神町、東因幡町、西因幡町、本庄町、新開町、昭和通、渡辺通、長浜町、戸数約千四百戸
【境内神社】 宮地嶽神社(阿部氶相、藤高麿、藤助麿)、秋葉神社(迦具土神)、荒木田稲荷神社(宇賀御魂神、宇賀魂神)、稲荷神社(稲倉魂神、宇賀魂神、宇賀御魂神)、金刀比羅神社(崇徳天皇)
次の十社を同一社殿に奉祀
出雲神社(大黒主尊)、塩竈神社(武甕槌神、塩土翁神、経津主神)、恵比須神社(八重事代主神)、宗像神社(田心媛神)、思兼神社(八心思兼神)、莵道椎郎神社(莵道椎郎子尊)、八幡宮(応神天皇)、住吉神社(底筒男命、中筒男命、表筒男命)、天照大神社(天照皇大神)、松尾神社(大山咋神)
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