[0164] 愛宕神社(あたごじんじゃ)
神社№  0164
神社名  愛宕神社(あたごじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2012/01/08
再訪日  2012/07/25
社格   郷社
その他社格別表神社
ご祭神  伊弉諾尊、伊弉冉尊、火産霊神、天忍穂耳尊、日本武尊、素戔嗚尊、宇賀魂神
由緒等  
愛宕神社

日本三大愛宕で大変有名。御創建は、景行天皇御代(西暦72年)で福岡最古の歴史を誇ります。御祭神は伊弉諾尊・伊弉冉尊・火産霊神・天忍穂耳尊・日本武尊・素戔嗚尊・宇賀魂神を奉祀。御神徳は、商売繁昌、厄除開運、家内安全、試験合格、縁結び等全ての御祈願の神様です。初詣は、世界平和・繁栄と幸せを祈り、「初日の出」の名所。神社最大の「初詣縁起大行列」が出来、大変な賑わいをみせます。福岡藩主黒田忠之公が献上されました開運の破魔矢と熊手は、特に名高い。福岡の新しい観光地であります。(文:愛宕神社)

福岡市

愛宕神社

愛宕山は昔、鷲尾山といいました。景行天皇の時(西暦72年)に鷲尾神社がまつられたといわれています。その後、寛永11年(1634年)福岡藩二代藩主黒田忠之が京都の愛宕神社の神様を迎えたのがここの愛宕神社の始まりといわれています。願かけ・絶ちごとの神様として江戸時代から人気があり、たくさんの人がお参りにきました。現在でも、ほおずき夏祭り(大芽の輪くぐり)などの各行事は、全国各地から参拝者や観光客で大いに賑わっています。
愛宕山は弘安の役(1281年、2回目の元寇)の後、鎮西探題北条兼時が鷲尾城を築き、九州の防衛拠点とした重要な場所でした。また瓦経(土板に経文を彫ったもの)が出土した経塚(経典を後世に伝えるため、地中に埋めて塚を築いたもの)や恋物語伝説の残る蛇岩など、たくさんの歴史があります。

平成12年3月 西区役所

願いを叶え、想いを結ぶ 日本三大愛宕・福岡の守護神 愛宕神社

■愛宕神社の縁起
位の高い神々が宿る縁深き愛宕山頂の御鎮座します愛宕神社は、西暦七十二年(十二代景行天皇の時代)に創建され福岡最古の歴史ある神社で、東京・京都と並ぶ日本三大愛宕の一つとして全国で大変有名で、桜と紅葉の名所であります。
御祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、火産霊神(ほむすびのかみ)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)の四柱です。厄除開運、商売繁盛、家内安全、合格祈願、学業成就、安産成就、交通安全、病気回復、無病息災、円満解決、鎮火成就等全ての願いごとでも名高く、古くは禁酒、禁煙などあらゆる禁断の神としても日本全国に知れわたり、御利益は全国一と言われ広く御崇敬を集め、月参りは愛宕さまと親しまれ、早朝より賑わいをみせます。
最近では縁結び、結婚・試験合格、安産、車祓、就職等若い男女や学生、外国の方のお参りも増えています。
御本殿の横には宇賀神社(末社)が祀られ、御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、宇賀魂神(うがのみたまのかみ)の三柱です。御神徳は、商売繁盛、家内安全、金運、世界平和、国家安泰、芸能上達、必勝など多彩であります。境内には、地蔵堂、七福神と正一位伏見宇之目稲荷神社(商売繁盛・家内安全の神様)も祀られ、一日中線香やろうそくが絶えず、愛宕神社にお参りの際には必ず手を合わされ、神仏が色濃い神社であります。
ヤフードーム、福岡タワー、ヒルトン福岡シーホーク、マリノア、玄海灘、能古島、玄海島などが一望に見渡せる絶景は、西日本一の名勝地で知られ福岡の新しい観光地として、御参拝や観光客で大いに賑わいます。

■愛宕神社のお祭り
◇元旦祭(三時より世界平和と国家安泰を祈る) 一月一日
◇新春初詣で(神社最大七十万人で大いに賑わう) 一月一日~八日
◇正月大祭(九時半より巫女神楽浦安の舞奉納) 一月二十三日・二十四日
◇大節分祭(午前十一時半より豆まき行事) 二月三日
◇初午祭(十時より商売繁盛・家内安全を祈る) 二月の初午の日
◇地蔵祭り(十時より福岡ソフトバンクホークス球団必勝祈願) 三月二十四日
◇愛宕桜祭り(神社一の桜の名所・ニ千本) 三月下旬~四月中旬
◇桜の宴(十三時より愛宕桜和歌の詠歌) 四月第ニ日曜日
◇春季大祭(十時より巫女神楽浦安の舞奉納) 四月二十三日・二十四日
◇子どもまつり(八時よりお楽しみ袋無料授与) 五月五日
◇七福神大祭(十時より商売繁盛・開運を祈る) 五月二十三日・二十四日
◇愛宕七夕祭り(願い短冊を結ぶ古式豊かな神事) 六月一日~七月七日
◇夏越大祓式(十五時より大芽の輪くぐり神事) 六月三十日(八月一日迄)
◇夏の御潮井受け(早朝より無病息災を祈る) 七月一日
◇七夕「結びの祭典」(十一時より願い成就) 七月八日
◇ほおずき夏祭り(八時~二十三時・二日間) 七月「海の日」とその前日の日曜日
◇夏季大祭(十時より巫女神楽浦安の舞奉納) 七月二十三日・二十四日
◇御霊まつり(先祖、地蔵詣り・水子供養詣り) 八月十日~十七日
◇秋季例大祭(十時より巫女神楽浦安の舞奉納) 九月二十三日・二十四日
◇紅葉祭り(愛宕神社の秋・小賀玉の実) 十月下旬~十二月中旬
◇愛宕地蔵祭り(十時神事・開運あめ湯無料奉仕) 十月二十四日
◇鎮火祭(十時より福岡防火の神様) 十一月一日
◇祝七五三大祈願祭(お子様の守り神) 九月一日~翌年一月三十一日
◇冬の御潮井受け(早朝より無病息災を祈る) 十二月一日
◇火祭り・大柴燈護摩供・火渡り神事(十時半より) 十二月五日
◇扇納め(十一時より舞踊の扇を供養) 十二月二十三日
◇大祓式(十五時より年末の神事) 十二月三十一日
◇除夜祭(ニ十三時より一年の清祓) 十二月三十一日

◆毎月一日 月参り
◆毎月十五日 月次祭 十五日参り
◆毎月二十三日、ニ十四日 愛宕大神様への感謝

◎神前結婚式・お宮参り・七五三・厄除開運・商売繁盛・家内安全・車祓・受験合格・学業成就・病気平癒・無病息災・就職成就・良縁成就・安産成就・身体健全・健康・清祓・心願成就・鎮火・禁断・先祖供養・水子供養など全ての御祈願を随時受付中です。
◎地鎮祭・工事安全・竣功祭・家祓・事務所祓・開店祓・井戸埋祭・解体祓・土地清祓など詳しくは、愛宕神社まで御連絡下さいませ。
◎受付時間 八時~十七時半・年中無休
御予約は不要です

日本三大愛宕 福岡の守護神 愛宕神社
〒819-0015 福岡市西区愛宕二丁目七-一
TEL 〇九ニ-(八八一)〇一〇三
FAX 〇九ニ-(八八三)九ニ〇〇
ご朱印  
鎮座地区 福岡市西区
郵便番号 819-0015
所在地  福岡市西区愛宕2丁目7-1
地図座標 33.585623,130.334845
公式HP  http://atagojinjya.com/
福岡県神社誌
【社名】 鷲尾愛宕神社 [A00-0017]
【所在地】 福岡市姪浜町字鷲尾
【祭神】 天忍穂耳尊、伊邪那岐尊、火産霊神、伊邪那美尊
【由緒】 当鷲尾愛宕神社は愛宕山(旧称鷲尾山、又は浦山とも称す)上に鎮座す。古鷲尾神社と称し、創立は社伝に拠れば凡そ一千八百五十余年前第十二代景行天皇即位十二年(紀元七百四十三年)伊邪那岐尊、天忍穂耳尊ニ柱神を当鷲尾山に奉祀せり。降つて第六十二代村上天皇の天暦九年に社殿の改築領田の寄進等あり、姪濱の住侶浦氏、濱氏御社の破壊せるを憂ひ浄財を募り改造せりと云ふ。而して当山の地主神として別当坊東林寺之に奉仕せるは蓋し世人の信仰如何に厚かりしかを知るべし。後年鎌倉時代、吉野朝時代、室町時代と延及するや幾多の戦乱に遇ひ神祠僧坊は兵燹に禍され、宝物、文書、神領も散滅し、独り東林寺のみ残喘を保てり。
其後寛永十一年(三百余年前)旧国主黒田藩第二代の祖忠之公山城国愛宕神社より御祭神火産霊神、伊邪那美尊ニ柱神を勧請奉祀し、社領を寄附し宮司坊圓満寺を開創して奉仕せしめたり。是より世人鷲尾山を愛宕山と称し参詣者月に加はり昔日の殷盛を見るに至れり。蓋し当時黒田藩に内訌あり、幕府の疑を受け忠之公幽居の難に遇ひし時、京都の愛宕祠に祈願し奇しき御霊験あり、間もなく青天白日の身となりて帰藩在城を許されたり。是に於て愛宕祠を中央に祀りて本社とし、鷲尾神社は境内の一隅に移し東林寺と圓満寺とを併合せり。斯くて鷲尾神社と愛宕神社とは元別社にして、愛宕神社創祀の際古社たる鷲尾神社を境内末社とせられたれども、鷲尾神社は末社となすべき神社にあらざるを以て明治三十四年九月ニ十七日願済の上両社を合併して鷲尾愛宕神社と称し奉ることとなれり。火徳の神、開運延命長寿の神として神威彌高く、遠近の参詣者益多きに至れり。
大正二年三月十九日村社に定められ、昭和六年七月十五日郷社に列す。
【例祭日】 九月二十三日、二十四日
【主なる建造物】 社殿、社務所
【主なる宝物】 狩野花山 絵一、黒田公奉納 太刀一振
【境内坪数】 三百坪
【氏子区域及戸数】 全国的無量
【境内神社】 宇賀神社(宇賀魂神)、国護神社(日本武尊)
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公開日  2012/08/13
更新日  2012/08/13
社号標
参詣道鳥居
参詣道鳥居扁額
参詣道階段
愛宕神社案内板
愛宕山ケーブルカー跡地説明板
参道入口鳥居
参道入口鳥居扁額
参道注連掛石
手水舎
参道風景
参道風景
境内前階段
狛犬(吽形)
狛犬(阿形)
芽の輪
拝殿正面
拝殿正面
拝殿神額
拝殿内
境内神社、宇賀神社
社殿全景
本殿
本殿
社殿背景
境内風景
愛宕桜
境内神社鳥居
境内神社、伏見稲荷大神・宇之目稲荷大神
境内神社祠(不詳)
裏側入口鳥居
愛宕神社説明板
愛宕神社から望む博多湾
     
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