【社名】　櫛田神社　[A00-0704]

【所在地】　早良郡田隈村大字野芥字宮ノ下

【祭神】　大若子命、天照皇大神、天児屋根命

【由緒】　不詳、往古は六郷の郷社と伝承す。明治五年十一月三日村社に定めらる。
尚社説に曰く、景行天皇十八年筑紫の諸国御巡狩、此地御通輦の際此の地に強賊蟄居し居ることを聞召され早速大若子命に命し強賊を征討せられたり。此時より能解の名ありとも伝ふ。此縁起によりて櫛田宮は当地に勧請せられたると続風土拾遺に出たり。
天慶二年壬亥（附記、天慶二年は己亥の年なり）三月十五日再建とあれば天慶以前の鎮座なり。

【特殊祭事】　七月十五日以前は山笠ありて盛なる祭ありしが、今は名残の棒のみありて山笠なし。

【例祭日】　十月十九日

【神饌幣帛料供進指定】　大正十五年四月十五日

【主なる建造物】　本殿、渡殿、拝殿、社務所、通夜堂

【主なる宝物】　棟札二

【境内坪数】　千五十六坪

【氏子区域及戸数】　野芥区、干隈区　凡百六十戸余

【境内神社】　恵比須神社、稲荷神社、地禄天神社（鳴神、庚申）

【末社】　社日社