[0360] 赤坂稲荷神社(あかさかいなりじんじゃ)
神社№  0360
神社名  赤坂稲荷神社(あかさかいなりじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2012/04/01
再訪日  2013/03/10
社格   不詳
その他社格 
ご祭神  不詳
由緒等  
赤坂稲荷神社由来記(宇賀神社)

赤坂稲荷神社(宇賀神社)は、赤坂一帯に人家の少ない村落の昔から鎮座されていた由緒ある神社であります。村民の信仰が厚く、おこもりをしたり雨天の時は子供が独楽遊びをしたりしたかなり大きな神社でありました。
昭和二十二年国体道路が神社の境内を通ることになり社殿の移転について話し合われました。宇賀神社のお神さまはそれを許されましたがお稲荷さまは拒否して当地に祭ってほしい、この辺一帯を火災から守ってやろうというご神意であったと当時の神官が話されたとのことであります。
そこで宇賀神社のお神さまは、警固神社にお願いをして祭っていただくことになり、お稲荷さまを祭る場所については、当時の世話人で協議をした結果、谷垣長蔵氏からの申し出もあり同氏の屋敷内に移転をすることになりました。
それからお稲荷さまは、火災避けの神さまとして町内の人々から崇拝されるようになりましたがただご神体は正一位稲荷大神爾でありますので神社名は宇賀神社と呼称されていました。以来永年にわたり谷垣長蔵氏とその家人によって祭祀が行われてきました。
昭和四十二年赤坂二丁目米倉さん宅が火災に見舞われたとき当時の町世話人が、神社周辺の町内でお稲荷さまをお祭りしてはどうかと提唱し、以来合同で祭事を行うようになり例祭日を毎年五月十七日として今日に至っているわけであります。
また古老の故三木三郎氏の日記を調べると赤坂稲荷神社を当時、中島歯科医院の隣地に造営したとの記録から神社の由来も判明し昭和六十三年五月例祭当日神社名変更について、今後赤坂稲荷神社と呼称することに決定しました。
尚、現在地の社殿は大神義弘氏(谷垣長蔵氏の娘婿)と東急不動産の間で地域開発のために土地の売買契約が行われた時に、神社の鎮座場所についても関係者で協議をした結果、東急不動産のご厚意により現在地に昭和五十七年五月完成しました。

平成十七年五月吉日 赤坂稲荷神社 世話人会
ご朱印   
鎮座地区 福岡市中央区
郵便番号 810-0042
所在地  福岡市中央区赤坂2丁目3-6
地図座標 33.584106,130.387561
公式HP   
福岡県神社誌未掲載
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公開日  2013/03/31
更新日  2013/03/31
神社全景
神社正面
神社正面
社号標
由緒書き
   
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