[0417] 守母神社(もりぼじんじゃ)
神社№  0417
神社名  守母神社(もりぼじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2013/07/20
再訪日   
社格   不詳
その他社格 
ご祭神  天眼慈照禅尼
由緒等  
守母神社由来

この神社は、高鳥居城主杉弾正忠(豊後守興運)の幼児の乳母、慈照天眼禅尼、守母大菩薩を祀る。
乳母は由緒正しい武門の出身にして、長じて杉氏家臣に嫁し、一男児をもうけて佐谷に住したと伝えられる。
文武両道に秀いで、良妻賢母の名声城下に高く、城主に召出されてその幼児の乳母となり館に上る。
幼君の養育に専念して僅六ヶ月後の、天文二十年(一五五一)九月初旬、戦いのため、高鳥居城は落城するが守母神社の由来は、この時の話しで、乳母が主命によって幼君を植木村の霊樹山道林禅寺に託すべく、夜陰に乗じて落延びる途中、この谷間祠の奥の大岩の陰に隠れて休息していたところ、乳母に抱かれ熟睡していた幼君が突然発した泣き声によって、敵に発見され、両者共にこの地で討たれ、乳母は幼君の夜泣きの一声こそ無ければと、悲憤の涙にくれ『この身はこの地に果てるとも万民の母となって、幼児の夜泣きを止め、子供を二度とこのような悲しいめにはあわさぬ』と誓って果てたということに因む。
その後、非業な最期を遂げた乳母の霊を『守母様』と仰ぎ称して『夜泣き止め、育児、身宮安泰』の神として祭祀し今日に至る。

大祭日 毎歳四月二十三日、二十四日

昭和六十年三月吉日
守母神社 世話人一同

※なそ、この伝説については、須恵町指定民俗無形文化財№13として昭和55年9月1日に指定されている。

祭神

天眼慈照禅尼

高鳥居城主杉弾正の幼君の乳母なり 萬難潜消諸縁吉利子守の神 夜泣止の神 請願成就の神様として祭られています

道林禅寺
ご朱印   
鎮座地区 糟屋郡
郵便番号 811-2112
所在地  糟屋郡須惠町植木61
地図座標 33.604426,130.512072
公式HP   
福岡県神社誌未掲載
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公開日  2013/07/28
更新日  2013/07/28
一の鳥居
一の鳥居扁額
参道風景
境内風景
休憩所
二の鳥居
二の鳥居扁額
由緒書き
庚申尊天
狸親子大明神
社殿前風景
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
手洗鉢
改築記念碑
拝殿正面
拝殿内
拝殿内
守母様
祭神額
拝殿全景
拝殿裏山風景
   
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