[0584] 祇園神社(ぎおんじんじゃ)
神社№  0584
神社名  祇園神社(ぎおんじんじゃ)
神社別名 須賀神社(すがじんじゃ)
参拝日  2014/10/25
再訪日   
社格   無格社
その他社格 
ご祭神  素戔嗚之尊
由緒等  
須賀神社(通称お祇園様)

所在地-畦町字宿
祭神-素戔嗚之尊(すさのおのみこと)

寛永十九年(1642)の畦町宿開設以降の創建。お堂中央石祠のご神体は盗難の為か自然石。祠右壁に「天保八年(1837)酉六月吉日」、左壁に「奉寄進町中安全」とある。

お祇園様は本来疫病神の牛頭天王(ごずてんのう)・素戔嗚之尊を祭る神仏習合信仰だが明治の神仏分離令によって素戔嗚之尊だけを祭神とする事となった。しかし「疫病神を慰め疫病を防ぐ」祇園祭から「お祇園様」として親しまれている。毎年七月十四日に祇園祭の神事が行われ地元の小学生が山車を曳く。

境内神社二社
右は恵比須神社。祭神は事代主命(ことしろぬしのみこと)。海の神・商売の神。恵比寿様線刻の石碑裏面に「石工、花田彦市包清」とある。
左は疫神社。祭神は八十枉津日神(やそまがつひのかみ)。厄除けの守護神。

祇園様池
昭和三十年頃までは防水用水・種籾用の池だったが荒廃。平成二十五年に「保存会」と多数の支援者の努力で復元。絶滅危惧のアカハライモリ、沢蟹・蛍・トンボ等が生息。

栴檀(せんだん)
境内の大木。幹周り約四メートル。別名棟(おうち)。社開設頃に植えられたか。

養蚕組合「蚕籠燻製場」
鳥居手前の赤レンガ建築。大正期、農家の副業として養蚕業が隆盛で八並に製糸工場があった。畦町でも七、八割が養蚕。その組合が幼虫入れ用籠を燻製消毒する為に大正期に建設。貴重な「産業遺産」。

平成二十五年七月吉日
寄贈 唐津街道畦町宿の町並みを保存する会
ご朱印   
鎮座地区 福津市
郵便番号 811-3202
所在地  福津市畦町185
地図座標 33.761375,130.530622
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 須賀神社 [A00-2002]
【所在地】 宗像郡上西郷村大字畦町字宿
【祭神】 素盞嗚命
コメント  
公開日  2014/12/21
更新日  2014/12/21
神社入口通路
神社入口風景
蚕籠燻製場
鳥居
鳥居扁額
境内風景
祇園様池
由緒書き
社殿正面
社殿正面
社殿内
手洗鉢
社殿全景
神社入口風景
   
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