[0630] 坂本八幡宮(さかもとはちまんぐう) 正面写真・地図 神社情報 神社№ 0630 神社名 坂本八幡宮(さかもとはちまんぐう) 神社別名 参拝日 2013/12/07 再訪日 社格 村社 その他社格 ご祭神 応神天皇 由緒等 坂本八幡宮縁起 この坂本八幡宮は土地神・・産土神として崇拝されている神社で応神天皇を御祭神としています。 「圓満山四王寺縁起」によれば「嵯峨天皇弘仁二年(八一一)辛卯二月勅宣にて四王院に釈迦仁の像を造立し有智山寺の沙門鳳詮法師及行願具足の僧十一輩を移し開眼供養を遂げられ水田五十町を寄付し給ふ。鳳詮法師は坂本に住して善正寺と号す。又坂本坊と呼り。」とされ、平安時代にはこの坂本の地に四王寺の座主坊としての善正寺が成立していたとされています。 坂本にあったこの寺は中世は天台宗の寺院で、本山の比叡山に習い九州の天台系寺院には境内に八幡宮を祭る形が多く見られます。 当社の勧請時期は「福岡県神社誌」(一九四四年刊)の記述によれば「天文・・弘治の頃」(一五三二~一五五七)の戦国時代とされていますが、おそらくこの頃に寺院が廃れ土地を経営する現在の坂本区の原型となる村落ができ、その村の鎮守として寺の境内にあった社が再興されたものと考えられます。 境内入り口南側にある「がらんさま」と呼ばれる立石は天台寺院の故地によく見かけられ、寺の中心地や結界となる境に置かれる事があるようです。 この場所が大字の境で「辻」という小字であることも、当社の鎮守としての性格を現しています。 古代には大宰府や九州を守護する寺であった四王寺が形を変えながら、現在では坂本区の鎮守として生き続けています。 ご朱印 鎮座地区 太宰府市 郵便番号 818-0133 所在地 太宰府市坂本3丁目14-23 地図座標 33.516793,130.513477 公式HP 福岡県神社誌 【社名】 八幡神社 [A00-0564] 【所在地】 筑紫郡水城村大字坂本字辻 【祭神】 応神天皇 【由緒】 不詳、天文、弘治の頃勧請と云ふ。明治五年十一月三日村社に定めらる。 【例祭日】 九月三十日 【主なる建造物】 本殿、拝殿 【境内坪数】 百三十五坪 【氏子区域及戸数】 六十戸 コメント 公開日 2014/01/05 更新日 2014/01/05 その他の写真 神社全景 神社入口 入口脇がらんさま 注連掛石 境内風景 猿田彦大神 鳥居 鳥居扁額 由緒書き 手洗鉢ほか 社殿正面 社殿正面 拝殿内 社殿全景 社殿全景 万葉歌碑 ▲TOP