[0737] 砥上神社(とかみじんじゃ)
神社№  0737
神社名  砥上神社(とかみじんじゃ)
神社別名 中津屋神社(なかつやじんじゃ)
参拝日  2016/12/24
再訪日   
社格   郷社
その他社格 
ご祭神  神功皇后、住吉大神、八幡大神
由緒等  
砥上神社(中津屋神社)

伝説では、神功皇后が新羅遠征のおり、諸国の群衆を招き寄せこの地を「汝らが中宿なり」と仰せられたことから、この辺を中津屋郷と呼び、またこの地で群衆に命じて兵器を研ぎ磨かせたため「砥上」の名が起こりました。そのときの刀錆で池は赤くにごり、その後、水が澄んだことがないと言い伝えられてます。
前の石鳥居の額字は、花山院内府定誠公(平安時代の内大臣)が書かれたものといわれています。社殿には、斉藤秋圃など有名な画家が書いた絵馬がたくさんあります。
樹齢数百年を経たイチイガシ等の大木が立ち並ぶ鎮守の森は、福岡県環境指標の森の指定を受け、みんなで大切に保護しています。

郷社 中津屋神社(朝倉郡夜須町大字砥上字宮の上)

御祭神
神功皇后(息長足姫命)
八幡大神(応神天皇)
住吉大神(表筒男命・中筒男命・底筒男命)

由緒
当社は夜須郡の祖社にして、宮所は古く社伝に、神功皇后新羅を征討せんとして、先ず諸国の軍衆を此の地に召集し給い、中宿(屯営)としたことにより中つ屋と号す。此所に集まれる軍衆に命じ、兵器を砥ぎ研かせ給うにより、砥上の地名を残せり。征討進発に当り軍議を催し、武神なる武甕槌神を勧請して皇軍の武運を祈り、三韓平定の功を奏し給うと伝う。現在、砥上嶽山上に武宮と在るは是なり。
天文十二年(一五四三年)大内田勘解由重国(当社・初代宮司)初めて祭祀をなす。是より、秋月氏は神殿の造営を成し、祭祀料二町余、筑紫氏もまた一町二反の神領を寄進し、崇敬の誠を捧ぐ。後、天正二年(一五七四年)萩尾遠江守治種により社殿の再興あり。貞享四年(一六八七年)夜須郷の産子により修理さる。
当社は、代々夜須郷の氏子はもとより武人の尊崇特に厚く、歴代福岡藩主及び社寺奉行より御祈祷報賽並びに代参のありたることを証す達文多数残れり。
尚、石鳥居の額は花山院内府貞誠公の筆なり。明治五年十一月三日、郷社に列せられ現在に至る。

例祭日 九月二十四日

境内神社 若挟八幡宮、須賀神社、薬祖神社、愛宕神社
摂社 若八幡宮
末社 大神宮

千七百二十五年祭記念
ご朱印   
鎮座地区 朝倉郡
郵便番号 838-0223
所在地  朝倉郡筑前町砥上980
地図座標 33.476024,130.600812
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 中津屋神社 [A00-0441]
【所在地】 朝倉郡夜須村大字砥上字宮ノ上
【祭神】 神功皇后、住吉大神、八幡大神
【由緒】 不詳、明治五年十一月三日郷社に定めらる。
社説に曰く、創立年月日不詳なるも天文十二年大内田勘解由重国祭祀すと、神功皇后新羅を討給はんとて先諸国の軍衆を此所まで招寄せ給ひ、中宿なりと宣ひし故中つ屋と号す、さて軍衆に命じ兵器をとぎみがかせ給ひし故に砥上の名あり然して軍用の謀をなさしめ給ひ、日本最初の武神なればとて武甕槌神を勧請して皇軍の武運を祈り、三韓平定の功を奏し給ふと云ふ。現在砥上嶽の山上に武宮とあるは此の遺跡なり今尚ほ祭祀を絶たず神威益々赫々たり。正月十五日神楽を奏し射礼を行ふ。又九月二十四日は恒例の大祭にて神幸を行ふ其の外色々儀式あり、是等祭料に秋月氏より二町余、筑紫氏より一町二反寄附せらる。昔は夜須郡の祖社にして宮所古く御池等あり。境内二千坪、石の鳥居の額は花山院内府貞誠公の筆なり。神殿は初秋月氏造立、其の後天正二年萩尾遠江守治種再興あり、貞享四年産子より修理せり、福岡藩主及社寺奉行より御祈祷報賽及代参ありたる達文多数残れり。
【例祭日】 九月二十四日
【主なる建造物】 社殿、渡殿、幣殿、拝殿、籠堂、社務所、倉庫
【主なる宝物】 御掛物一軸、正二位花山院宮御筆、御縁起、貝原好古拝、宝剣
【境内坪数】 千坪
【氏子区域及戸数】 砥上区 七十三戸
【境内神社】 須賀神社(埴安神社)、薬祖l神社、愛宕神社
【摂社】 若八幡宮
【末社】 大神宮
コメント  
公開日  2017/01/15
更新日  2017/01/15
神社入口風景
神池
社号標
注連掛石
一の鳥居
一の鳥居扁額
神社説明板
砥上嶽登山道ご案内
参道風景
二の鳥居
二の鳥居扁額
境内入口
由緒碑
注連掛石
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
手水舎
社殿正面
社殿正面
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
お潮井台
拝殿内
拝殿内
拝殿内
社殿全景
社殿全景
社殿全景
本殿
社殿背景
砥上嶽武宮遙拝所
境内神社風景
境内神社(不詳)
境内神社(不詳)
神庫
境内神社(不詳)
庚申
高木神、猿田彦大神
境内神社(不詳)
境内神社(不詳)
境内風景
ご神木
筑前町指定天然記念物イチイガシ
 
▲TOP