[0801] 波折神社(なみおりじんじゃ)
神社№  0801
神社名  波折神社(なみおりじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2014/12/28
再訪日   
社格   村社
その他社格 
ご祭神  瀬織津大神、住吉大神、志賀大神
由緒等  
波折宮の大神様は平和な津屋崎の里、氏子の皆様をお守りいただいています。

常時

一、厄祓い祭
一、お子様の初宮詣祭
一、交通安全の車のお祓い
一、家内安全祭
一、商売繁昌祭
一、海上安全大漁祭
一、地鎮祭

その他諸祈願の祭典を斎行致します。
皆様御参拝ください。

波折神社社務所
電話 五二ノ〇二六四


一 車馬ヲ乗入ル事
一 魚鳥ヲ捕ル事
一 竹木ヲ伐ル事
右條々於境内令禁者也

昭和十一年五月十九日
波折宮

波折神社

波折神社は津屋崎の氏神様で、その名前には由来があります。昔、3人の漁師が沖合で釣りをしていると、急に海が荒れました。神様に祈ると三神が現れ、その助けによって、荒波を折って鼓島に漂着、波風が収まるのを待つことにしました。その間に食べ物がなくなると、神様に食べ物を与えられ、飢えをしのぐことができました。
波風が収まり、神様が去ったあと、船には三つの石があり、漁師たちはそれを神体として、社を建ててお祭りをしました。それで波折神社というようになりました。

市指定無形文化財の津屋崎祇園山笠は、正徳4(1714)年に博多櫛田神社から波折神社境内の祇園社に神様をお迎えし、山笠を三流れ作って神様に捧げたのが始まりとされます。一時中断した時期もありましたが、現在は、毎年7月の19日に近い日曜日に追い山が行われ、岡・新町・北の三流れが勇壮に津屋崎千軒の街並みを駆け抜けます。

波折神社縁記

祭神:瀬織津大神、住吉大神、志賀大神の三座、縁起によれば神功皇后の新羅を遠征せられ凱陣し給いし時に、この三神当浦渡村鼓島に現われ給いしにより皇后この浦の岡分、河原崎の宮之本という地字に神垣を造りて斎祀せらる、昔この浦の漁夫三人沖に出て釣せしが大風荒波に遭い雷鳴さえも加わり海大いに震動す故に漁夫諸共にこの三神に救いを祈りし処、忽ち御姿を現し給い隆起する波穂の上に立ち給いて雲の如き波頭を御袖をあげて打ち払い給うと見えしが逆巻く荒波は見る間に治まりて遥かの沖に過ぎ、暫時海上静かとなりし故荒波を折って辛うじて舟は鼓島に漂着、風待ちすること三日飢え迫りし折柄再び先の三神現われ給い飲食を与え給う、これを食すと覚えが、忽ち人ここちつき力の限り波涛を凌ぎてこの浦に漕ぎ着けたり、初め三神の舟上に現われ給し跡に三箇の石あり棒持して帰り御神体として祭れり、これより波折大神と称し奉る。かくていにしえ彼の河原崎の宮之本に祭られしより時移り八十四代順徳天皇の承久三年此処に移し奉る。

境内末社
蛭子社・鷺大明神社・稲荷明神社・荒神社・須賀神社・六之神社・天満宮・皇大神宮・秋葉明神社・大海積神社

例祭日 十月九日(旧九月九日)

平成26年度 波折神社 行事予定

日頃より神社の行事等につき格段のご協力を厚くお礼申し上げます。この度、本年度の神社行事が確定しましたのでお知らせ致します。

[山笠] 山笠保存会奉納行事
お宮入れ 7月13日(日)
籤取り 7月19日(土)
裸参り 7月19日(土)
追い山笠 7月20日(日)
[祇園祭]
7月19日(金) 祭典 10:00
[夏越祭]
7月27日(日) 祭典 18:00 芽の輪くぐりの儀
[秋季大祭]
10月5日(日) 祭典 13:00
*御神幸 神社出発 14:00
[年初祭] 1月1日(水)
[旧正月祈願祭] 2月19日(木) 祭典 10:00
[節分厄除祭]
2月3日(火) 祭典 11:00 *祭典終了後福豆まき

福津市津屋崎 波折神社氏子総代会
ご朱印   
鎮座地区 福津市
郵便番号 811-3304
所在地  福津市津屋崎4丁目33-1
地図座標 33.790876,130.461844
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 波折神社 [A00-0133]
【所在地】 宗像郡津屋崎町大字津屋崎字古小路
【祭神】 住吉大神、瀬織津姫神、志賀大神、菅原神、宇気毛知神
【由緒】 伝曰往昔息長足姫命三韓より凱陣し玉ひし時此三神鼓島に現れ玉へり因て姫命此海辺の河原に神籬を造りて斎祠あり、一説に河原崎と云へる平広の地あり宮の本など云ふ字あり昔の神籬の跡なるべし。昔浦の漁人沖合にて大風荒波に逢ひ雷さへ鳴、はためきつつ海大に震動す漁人等此神を祈りければ忽ち三神姿を浪穂の上に現れ給ふと見へしが暫の間に海上静になり鼓島に漂着風待する事三日皆大に飢ゆ又三神船上に来現し飲食を与へ玉ふ。食ふと覚えしが忽ち身も自由になり波濤を凌ぎて此浦に着く初め三神の舟上に顕れ給ひし跡に三箇の石あり之を持ち帰り社に祭れり此より波折大神と称すと云ふ。明治五年十一月三日村社に定めらる。菅原神、甫め太宰府に趣かれし時雨頻りに降りて御舟の篝火消へ漁人に火を乞ひ其の報酬として蓑笠を与へ給へり、後世之を神体として社を建て祀れりと云ふ。祭神菅原神(菅原神は祭神同一に付合霊せり)は字魚町無格社菅原神社、字天神町無格社天満神社として祭神宇気毛知神は字清田ヶ浦に保食神社として祭りありしを大正五年十一月二日許可を得て合祀せり。
【神饌幣帛料供進指定】 大正十三年七月二十四日
【主なる建造物】 本殿、幣殿、拝殿、社務所、絵馬殿、社庫
【主なる宝物】 神社縁起
【境内坪数】 六百坪
【氏子区域及戸数】 津屋崎区 六百戸
【境内神社】 六之神社(義民六士)、須賀神社(素盞能男命)
【末社】 恵比須社三社、稲荷神社三社、天照皇大神宮、秋葉神社、保食神社、天満宮、佐犠神社
コメント  
公開日  2015/01/04
更新日  2015/01/04
神社全景
神社全景
お祓い案内看板
神社入口正面
一の鳥居
一の鳥居扁額
神社案内板
参道風景
二の鳥居
二の鳥居扁額
社号標
石柱
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
境内前階段
注連掛石
お潮井台
手水舎
神使猿、臥牛
由緒書き
社務所
神社行事予定表
社殿正面
社殿正面
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
鳥居扁額碑
社殿全景
本殿
本殿
社殿背景
社殿左側風景
ご神木
古井戸
境内神社風景
境内神社、大海積神社
恵比須様
境内神社(不詳)
境内神社風景
境内神社、唐津森
社殿奥風景
境内神社、須賀神社
境内神社、須賀神社由緒書き
境内神社、天満宮
境内神社(不詳)
境内神社、六之神社
社殿奥風景
社殿右側風景
境内神社、蛭子神社
神使兎
社殿右側風景
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