[0842] 産宮神社(さんのみやじんじゃ)
神社№  0842
神社名  産宮神社(さんのみやじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2015/04/25
再訪日   
社格   村社
その他社格 
ご祭神  彦波瀲武鸕草葺不合尊、奈留多姫命、玉依姫命
由緒等  
産宮神社

御祭神
奈留多姫命、玉依姫命、彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊

例祭日
二月二十五日 百手的射神事
毎月二十五日 安産祈願祭

略縁起
御祭神奈留多姫命は御懐妊に当り祖神をお祀りし「月満ちて生まれん子端正なれば永く以って萬世産婦の守護神とならん」と仰せられて無事皇子を安産された由。以降産宮と称え安産守護の神様として広く崇敬をあつめて来ました。又神功皇后三韓遠征に際し当宮に産期の延びん事を祈られ、御帰朝後皇子を安産せられた由、その奉賽の為百手的射の神事を奉納され、この故事にならって二月二十五日にいは的射の「神事が修行されている。
社前に梅樹あり「子安梅」と云う此の神木は神功皇后が韓土より持帰り初めて此の地に植えられたものと云う。

安産育児の神様 産宮神社

産宮神社略記

御祭神
正殿 奈留多姫命
相殿 彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊
相殿 玉依姫命

由緒
御祭神奈留多姫命は御懐妊に当たり大いに胎教を重んじられ、母玉依姫命・おば豊玉姫の産育の瑞祥あるを尊重され、両神の前に「月満ちて生まれん子端正なれば永く以て万世産婦の守護神とならん」と誓われました。果たしてお産に臨んで心忘れたように何の苦しみもなく皇子神渟名川耳命(第二代綏靖天皇)を安産されました。以後「産宮」と称え安産守護の神様として広く崇敬をあつめてきました。

安産の御神徳
相殿にお祭り申し上げてる鸕鷀草葺不合尊は天つ神の御子彦火火出見尊と海つ神の御女豊玉姫との間にお生まれになられた神様で、お産の為に建てられる産屋の屋根がまだ葺き終わらぬ内に安らかにお生まれになったという神様で、安産の神様として崇敬されています。

育児の御神徳
玉依姫命は姉豊玉姫の御依頼をうけて、鸕鷀草葺不合尊の御養育に当たられ子育ての神様として崇敬されています。

安全祈願の社
聖武天皇は天平年中僧行基に詔して庶民の生産の安全を神前に祈らしめられ、また後伏見院も正安二年詔して当神社に二月二十五日より三月六日まで特に民の安全祈願をせしめられたと伝えられています。このために安全の神としても広く崇敬されています。

子安梅の由来
社前に梅の樹があります。「子安梅」と称し、神功皇后が韓土より持ち帰られ境内に植えられた神木です。妊婦がこの神木にお願いすればお産が軽いと云われています。

百手の的射のいわれ
後年神功皇后は三韓遠征の砌、当神社に産期を延べん事を祈られました。其の験あり御帰国後皇子(応神天皇)を安産なさいました。報祭の為、二月二十五日神前に「百手的射」を行われたので、現在に至る迄神職・氏子により的射の神事が例祭に併せて行われています。

祭典・行事
一月一日 新年祭(歳旦祭)
二月二十五日 例大祭(百手の的射)
四月二十五日 祈年祭
七月海の日の前日 夏越祭(ボンボリ祭)
十月二十五日 秋季例大祭(宮座)
十一月十五日 七五三祭
十一月二十五日 新嘗祭(新穀感謝祭)
十二月二十三日 煤払い祭

毎月二十五日並びに戌の日は安産祈願。初宮詣・厄除開運祈願・交通安全祈願等お申し出があれば随時御奉仕致します。

交通のご案内
マイカーご利用の方 西九州自動車道「今宿IC」から十分
JRご利用の方 JR筑肥線波多江駅から徒歩約五分

〒八一九-一一〇八
福岡県糸島市波多江駅南一-十三-一
産宮神社
電話 〇九ニ-三二二-四一五九
FAX 〇九ニ-三二二-四三四七
HP http://sannomiyajinja.or.jp
ご朱印  
鎮座地区 糸島市
郵便番号 819-1108
所在地  糸島市波多江駅南1丁目13-1
地図座標 33.563191,130.228379
公式HP  http://sannomiyajinja.or.jp/
福岡県神社誌
【社名】 産宮神社 [A00-0614]
【所在地】 糸島郡前原町大字池田字宮ノ前
【祭神】 彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊、奈留多姫命、玉依姫命
【由緒】 社地は字井多に有り此所を本村と云ふ、人詣でで安産を祈る、依て神号を産宮大明神と云ふ。社説に云ふ、神功皇后三韓に赴かせ給ふ時安産を祈らせ給ひ、帰朝の後皇子降誕ませしかば報賽に百手の的射修行し給ひしと云ふ。其旧例とて今に二月二十五日祠官村民等弓矢を取て儀式をなす。社前に梅樹あり子安の梅と云ふ、社説に此の神木は后宮の韓土より持帰り給ひて初めて此の地に植え給ふと云ふ。尚古説に鎮懐石の片石は此社の神宝なる由を伝ふ。
明治五年十一月三日村社に定めらる。
【例祭日】 二月二十五日
【主なる建造物】 本殿、幣殿、拝殿、社務所、御饌所、神楽殿
【境内坪数】 三百三十八坪
【氏子区域及戸数】 池田区一円 約百戸
【境内神社】 熊野神社、宮地嶽神社、天神社、庚申社
糸島郡誌
【社名】 産宮神社 [N01-0116]
【所在地】 糸島郡波多江村
【由緒】 幣帛料供進指定社。大字池田字宮の前にあり。祭神三座、彦瀲波武??艸葺不合尊、奈留多姫命、玉依姫命。池田及川面久保田楠等の産土神なり。伝に曰く、奈留多姫は葺不合尊第三の御子なりと。祭日旧九月二十五日。社説に、神功皇后三韓に趣かせ給ふ時、御産期の寛ならんことを祈り給ひしに、其の験ありて、御帰朝の後皇子御降誕ましませしかば、御報賽に百手の的射を執行ひ給へり。其の旧例なりとて、今に二月二十五日、祀官村民等弓矢を取りて形ばかりの儀式をなすことあり。聖武天皇天平年中、僧行基に詔し、当社にて庶民の安産を祈らしめらる。後伏見院正安三年辛丑、再び其の例を挙げられ、二月二十五日より三月六日まで祷祭あり。創建の始は詳ならざれども、地勢を見るに、浴海の東に小戸橋あり、東に竈門山あり、南に高磯層々岐岳あり、北に志登神社あり、皆此れ比咩神に由縁ある地なれば、比咩神所出の祖神の霊区なるべしといへり。社前に梅一株あり孕婦其の枝を挟めば産安しといへり、故に遠近より詣来り安産を祈るもの常に多し。往時は藩主の安産を祈る所なりしと。社殿に蔵する縁起一軸あり。享保二十年乙卯九月稍留希賢の撰する所なり。
境内に六社あり。熊野神社宮地嶽神社天神社及庚申社等なり。
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公開日  2015/04/29
更新日  2015/04/29
神社全景
神社入口正面
お潮井台
神社前風景
神社前風景
由緒書き
鳥居
鳥居扁額
手水舎
社殿正面
社殿正面
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
せいくらべ石柱
拝殿正面
拝殿神額
拝殿内
拝殿内
社殿全景
社殿全景
本殿
本殿
社殿背景
神楽堂
神楽堂天井
子安梅
子安梅案内板
境内神社(宮地嶽神社)
境内神社(宮地嶽神社)
庚申神
境内神社(熊野神社)
境内神社(天神社、庚申社)
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