[0951] 落石神社(おちいしじんじゃ)
神社№  0951
神社名  落石神社(おちいしじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2016/12/10
再訪日   
社格   無格社
その他社格 
ご祭神  原田氏霊神
由緒等  
不詳
ご朱印   
鎮座地区 糸島市
郵便番号 819-1303
所在地  糸島市志摩野北1727付近
地図座標 33.615959,130.161484
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 落石神社 [A00-3095]
【所在地】 糸島郡野北村大字野北字浜屋敷
【祭神】 原田氏霊神
糸島郡誌
【社名】 落石神社 [N01-0016]
【所在地】 糸島郡野北村
【由緒】 野北村浦の中央にあり、怡土郡高祖の城主原田信種の女を祭る。天正年間豊臣秀吉九州征伐に向ふや、大友立花高橋筑紫秋月等の諸将風を望みて降伏す。高祖城主原田信種も亦力竭きて其軍門に降る。城明け渡しの評定漸く決せんとする時、窃に城を抜けて落ちのびたる一人の年若き姫あり名を輝姫といふ。兼て恩顧を垂れし下僕の野北村にいるのを幸ひとし、父信種やがて来らん時期を待てと因果を含め、此浦さして落ちさせける云々。姫はいぶせき漁家に身を寄せてあはれ昨日の翠張にかはる藁床に世の定まるをぞ忍びたりける(中略)。姫は望みの綱もなくなりて日夜恋歎の涙に暮るる痛はしさに諄朴なる附近の漁家旧恩を思ひ種々の物など贈りて之を慰む。(中略)蝶の羽にもたくへられし錦の振袖今は無用と切り落し籾米入るる袋に縫ひ立て、一條の乱毛にも心を砕きて梳りし緑の黒髪を藁もて束ねたる、其上には無惨や血腥き魚籠打ち載せて谷間の鶯幾聲、岩黨の心をそそらしむる聲に魚売りに行くしほらしさ、誰か哀はれと聞かざらん。(中略)浦の婦人姫の倣うて魚売る者次第に多く、何時しか野北浦の女は必ず之をなさざるべからず風となれり。(野北浦沿革誌)漁民姫の此行を徳とし没後祠を立て落石宮といふ。毎年二回二月二日八月二日之を祭る。
コメント 鳥居などもなくお堂と見間違えそうだが、地元では「落石さま」と呼ばれているようである
公開日  2016/12/25
更新日  2016/12/25
社殿正面
社殿内
社殿全景
社殿全景
社殿全景
     
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