[1577] 忠隈宝満宮(ただくまほうまんぐう)
神社№  1577
神社名  忠隈宝満宮(ただくまほうまんぐう)
神社別名  
参拝日  2011/11/05
再訪日   
社格   村社
その他社格 
ご祭神  玉依姫命、応神天皇
由緒等  
忠隈宝満宮御縁起

所在地 嘉穂郡穂波町大字忠隈字段々二四六番地
旧地名 鎮西筑前州穂波郡忠隈村

祭神 玉依姫命(神武天皇の御聖母) 応神天皇(第十五代天皇)

当社は御笠郡(現太宰府市)宝満山竈門山神社祭神玉依姫命八幡大明神を産土神として、亀山院文永七年三月(西暦一二七〇年)勧請された荘厳な由緒ある古い御社でした。元弘建武(西暦一三三〇年)頃大火に遇い殆ど焼失しました。大永二年(西暦一五二二年)再興されたと言われています。
しかし天正九年(西暦一五八一年)秋月種実と大友宗麟(キリシタン大名)で戦火を交えた折兵火に見舞われその時古文書と共に神殿拝殿その他殆どの建物を焼き尽くしました。文禄二年十月(西暦一五九三年)小早川隆景(毛利元就の三男)の家臣(氏名不詳)が八木青銅を寄進されて神殿を再興し荘厳な神域を構築したのです。当初の社は今より少し高い所にあった様です。明治五年十一月三日当宮は村社に指定されました。年間十数回の祭典が行われ特に毎年九月十九日には御神幸の式があり近郊の神主、僧侶、氏子が多数供奉し盛大であったと言われています。昔は広大な境内及び神田が多数有りましたが時代のながれと共に、整理され現在の状況になっています。神社の西方の藤の木に頓宮九百坪(神様が一時滞在されたお宮)がありました。現在は左記の例祭が催されており秋のお祭りには獅子舞を奉納しております。尚、当境内には当社の他に末社として、
 貴船神社(水の神様) 巳吉神社(山の神様)
 天満宮(菅原道真公) 琴平神社(海の神様)
が祀ってあります。

例祭 一月二日(新年祭) 四月十九日(春祭) 十月十九日(宮日祭) 十二月十九日(新嘗祭)
祈請 天長地行、国家安全、村内息災、産子長久

資料 筑前続風土誌付録、筑前早鑑神社社実記他
昭和六十三年三月吉日(西暦一九八八年)掲載

宮司 須藤文征
ご朱印   
鎮座地区 飯塚市
郵便番号 820-0071
所在地  飯塚市忠隈246
地図座標 33.620218,130.685409
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 宝満宮 [A00-0363]
【所在地】 嘉穂郡穂波村大字忠隈字段々
【祭神】 玉依姫命、応神天皇
【由緒】 不詳、明治五年十一月三日村社に被定。社説に術ぶる所次の如し、神社社実記、宝満大明神、忠隈村当社は文永年間の御鎮座の由、古昔は頗る大社なりしが元弘建武より天文天正の兵火にかかり、古文書等総て失したる由社伝に見ゆ。九月には御神幸の祭礼もありし由にて頓宮跡も本社より西十町余りの所に残れり又御社領たりし穂の毛村内各所に在り。諸人の渇仰厚く御神徳高き御社なり、と。
【例祭日】 十月十九日
【主なる建造物】 本殿、幣殿、拝殿、社務所
【境内坪数】 千五百坪
【氏子区域及戸数】 穂波村大字忠隈 戸数五百二十戸
【境内神社】 貴船神社
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公開日  2021/12/26
更新日  2021/12/26
神社全景
鳥居
鳥居扁額
境内風景
注連掛石
由緒書き
社殿正面
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
臥牛
お汐井台
水盤
拝殿内
社殿全景
社殿全景
社殿全景
本殿
本殿
忠魂碑ほか
住友忠隈炭坑ボタ石
猿田彦大神
境内神社(不詳)
社務所
 
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