貴船神社改築記念
祭神 高龗神(水をつかさどる神)
祭日 一月一日 十月九日 十二月丑の日
由緒
当貴船神社は、寛政二年(一七九一年)嘉麻郡漆生村下牛隈字堂ノ前二千二百三十二番地に「高龗神」を祭神として社殿が建立され、永年「産土神」として祀って参りました。しかし百五十年の時を経て社殿の老朽化が進み大修理を迫られる状況になって参りましたが、時恰も終戦後の混乱期で社殿復旧は難しい状況にあり、また敗戦により敬神崇祖の念は薄れ「日本再建は学校教育にあり」と云う世論に押され、当神社敷地に「約二千坪」が「大隈小学校牛隈分校」の建設用地として提供されることになりました。爾来四十年間地元住民子弟の教育施設として活用されましたが、昭和五十四年に久恒炭鉱跡地へ小学校移転に伴い、貴船神社要地として千坪の土地の返還がなされました。以上の経緯により、当該敷地に小さな神社・拝殿を建て「宗教法人貴船神社」として神社本庁より認可を受けたのであります。その後社殿建立の話が持ち上がり、たび重なる協議の結果、平成十六年九月二十五日に氏子総会を開き改築再建の決議がなされました。早速建設委員会を作り社殿の規模、資金調達等について協議を重ね氏子並びに崇敬者にご協力、ご支援をお願い致しました。平成十六年十月起工式を行い、翌年二月上棟式の運びとなりました。十月には神殿・幣殿・拝殿の完成をみましたので、京都の貴船神社総本宮に参宮し、御分霊を戴いて十月十五日に貴船神社改築竣功祭を執り行いました。岩戸神楽を奉納して、氏子永年の念願だった神社再建が達成致しました。この間建設委員、氏子各位並びに崇敬者の皆様より物心両面に亘り多大なご寄附とご援助を賜り深く感謝致します。この事業を後世に伝えるため記念碑を建てその偉業を記します。
平成十七年十月吉日 参拝
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