春日神社分社の由来
春日宮は今光村東郷村両区の守護神として弘化四年子二月藤太平衛氏の施主として産子中の尊崇を集めたりしに天災地変に依り現在東郷村に鎮座在しまし爾来幾星霜の歳月を暦し今光村は遥拝所を設置し敬神の誠を捧げしも元々今光村は上東郷と稲し春日宮の氏子とし東郷村と共に同社の運営改修築に務めしが今般春日宮の今光村分社の気運に至りその設立を視る両区の平安と繁栄を記念し併せて五穀成就の神として永久に氏子の存続する限り神意に仕へ子々孫々の隆昌と平穏を祈願するものなり尚東郷村の春日宮は従来通り改築改修等の運営は両区にて行ふこと子々孫々に至る迄此の旨を伝へて分社の由来の一端とするものなり
昭和三十三年十二月十七日神官筒井八輔
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