[0553] 日吉神社(ひよしじんじゃ)
神社№  0553
神社名  日吉神社(ひよしじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2014/10/04
再訪日   
社格   村社
その他社格 
ご祭神  天御中主神、大己貴神、彦火々出見命、大山祇神、八雷神、菅原神、埴安神、宇賀魂神、高淤加美神、闇淤加美神、田心姫命、迦具土神、手力雄命、表筒男命、底筒男命、中筒男命、須佐之男命、天照大御神
由緒等  
日吉神社由緒記

猿田彦命は古事記の天孫降臨の条に最初に現われる国津神であります。天照大神から授けられた斎庭の稲穂を育てるべき水田を開拓して待ち給うた神と語られます。
さるたとは今も対馬と種子島に僅に保存されている陸稲の一品種なる赤米のことであります。春に浅瀬の多い川を止めて湖を作り、それに苗を植え夏の日照時に水を引いて秋の収穫まで干し上げる古式栽培のことでもありました。
弥生より後の氏神の鎮守の社は部落を見わたす高台にあるのが普通でありますが、本社が低い川原にあるのは、日夜田廻りに生きてきた古代の農耕の本質を今に伝えているからであります。祭日は四月三十日の水籠、八月三十一日の風籠、十二月三十一日の大晦がありました。氏子一同が神前で会食する式例で一年を三季に分ける珍らしい暦法の名残でありますが、縄文時代の冬のない亜熱帯気候の風土もよくしのばせます。これに一月一日の年始祭、七月三十一日の輪越祭、十一月二十三日の注連縄祭が加えられております。
猿田彦を祭神とする社は、伊勢二見の興玉神社で、夏至に駿河冨士の朝日を拝するところから、伊勢暦の編纂をもあつかった神であります。本社の拝殿の天井に描かれた十二月十二支に方位月日の神としての一面をうかがうことが出来るかもしれません。
伝教大師最澄は、延暦二十四(八〇五)年、唐から帰朝の折に筑紫で最初の天台派寺院たる背振山東門寺を開基いたしました。そして、これを比叡山延暦寺に移した時に、その守護神としてここの山王神猿田彦命を勧請して彼の地に日枝神社を創建したと言う伝説が残っております。

昭和五十二年七月二十五日
ご朱印   
鎮座地区 那珂川市
郵便番号 811-1233
所在地  那珂川市市ノ瀬441-1
地図座標 33.457231,130.425935
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 日吉神社 [A00-0530]
【所在地】 筑紫郡南畑村大字市ノ瀬字日吉前
【祭神】 天御中主神、大己貴神、彦火火出見命、大山祇神、八雷神、菅原神、埴安神、宇賀魂神、高淤加美神、闇淤加美神、田心姫命、迦具土神、手力雄命、表筒男命、底筒男命、中筒男命、須佐之男命、天照大御神
【由緒】 不詳、正徳三年十月神殿拝殿改造明治五年十一月三日村社に定めらる。
祭神大山祇神は字大浦及木の実坂に無格社山社として祭祀ありしを明治四十二年九月二十八日合祀許可。
八雷神、菅原神、大山祇神は同大字字黒に無格社八雷神社として、大山祇神は同大字字苗ヶ尾に無格社山神社として、宇賀魂神は同市の瀬字日吉前無格社宇賀神社として、高淤加美神、闇淤加美神は同大字字大谷無格社貴船神社として、宇賀神は同大字字黒木に無格社稲荷神社として祭祀ありしを明治四十四年四月十八日合祀許可。
大山祇神迦具土神は大字南面里字中の畝に村社山神社として大山祇神は大字南面里字山の口無格社山神社として大山祇神手力雄神は大字成竹字尾添山に無格社山神社として天御中主神大己貴神彦火火出見命は大字成竹上原に村社日吉神社として埴安神は大字成行竹字上原日吉神社境内神社地禄神社として天御中主神、大己貴神、彦火火出見命、八雷神、表筒男命、底筒男命、中筒男命、宇賀魂神、須佐之男命は大字埋金字埋金村社日吉神社として、天照大神は同社境内神社大神宮として、田心姫命は同背振神社として大山祇神田心姫命は大字五ヶ山字綱取村社山神社として宇賀魂神は同境内神社宇賀神社として、天御中主神大己貴神彦火火出見命は大字不入道字山中に村社日吉神社として祭祀ありしを大正四年八月二十一日合祀許可。
【例祭日】 十月十五日
【神饌幣帛料供進指定】 大正十年四月七日
【主なる建造物】 本殿、幣殿、拝殿、社務所、神饌所、絵馬殿
【氏子区域及戸数】 南畑村一円 三百四十戸
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公開日  2014/10/12
更新日  2014/10/12
神社入口風景
一の鳥居
一の鳥居扁額
二の鳥居
二の鳥居扁額
参道風景
参道風景
手洗鉢
神使猿
注連掛石
手洗鉢
境内風景
社殿正面
社殿正面
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
拝殿内
奉納絵馬
干支恵方盤
由緒書き
社殿全景
社殿全景
本殿
社殿背景
本殿背景
地蔵堂
神庫
由緒書き
境内神社(不詳)
ご神木
ご神木
県指定天然記念物 日吉神社のオガタマ
絵馬堂
絵馬堂奉納絵馬
神社入口脇忠魂碑
 
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