[0757] 高木神社(たかぎじんじゃ)
神社№  0757
神社名  高木神社(たかぎじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2018/04/21
再訪日   
社格   無格社
その他社格 
ご祭神  大山祇神、外二柱
由緒等  
鎮守社 髙木神社

清水寺の境内には山王宮、地主権現社、山祇社の三社が鎮座している。山王宮は、清水に勧請される前は、下村日吉神社神幸のため、乙野村と黒丸境にある大行事というところに祀られていた。一説によると南北朝時代永徳二年(1382年)にこの地から清水に勧請されたと言われている。あるいは栄朝が勧請に力を尽くしたのかもしれないと考えられる。この山王社は元禄(1688~1703)の頃までは、清水寺がその祭礼を行っていた。
山王とは、日吉山王諸神のことをいうが、一説によると山王とは、天台宗・真言宗の山岳伽藍における地主神であるとも言われている。山王宮はいつの頃からか清水地区の氏神(鎮守の神)として、氏子によって祭礼が行われるようになった。祭神高皇産霊神は、別の名を「高木の神」と言われていた。そのため明治5年(1872)に高木神社と改称された。
清水寺の境内にある山祇社の祭神は大山祇神である。同じ神であるが、本来の大山祇神の神格とはまったく違った神様である。山仕事に従事する人々は、神様は年中山の中に居られると信じている。農民は、神様は春になると里におりられて田の神となられると信じている。山祇社の勧請されたいきさつや年代は分かっていない。
権現とは、本地垂迹思想で、仏・菩薩が人々を救うため、いろいろな神や人の姿になって現れることをいうのである。鎌倉時代になると地主権現、春日権現、愛宕権現、白山権現など多くの権現様が各地に勧請されるようになった。清水寺の地主権現は、平安時代に西山に古くから住んでおられた山の神を、寺を守護する鎮守神として勧請したと考えられている。この勧請のいきさつについては分かっていない。現在は山祇社、地主権現社とも寺の背後にある高木神社に合祀されている。

安永壽典氏(清水寺誌)より
ご朱印   
鎮座地区 宮若市
郵便番号 822-0146
所在地  宮若市黒丸1572
地図座標 33.712189,130.574985
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 高木神社 [A00-2451]
【所在地】 鞍手郡中村大字黒丸字久善
【祭神】 大山祇神外二柱
コメント  
公開日  2018/05/06
更新日  2018/05/06
神社入口風景
鳥居
鳥居扁額
参道風景
参道階段
狛犬(阿形)
狛犬(吽形)
水盤
社殿正面
由緒書き
拝殿内
奉納絵馬
社殿全景
社殿全景
社殿全景
社殿背景
境内神社(不詳)
境内神社(不詳)
臥牛
青龍山清水寺観音堂
清水寺五重塔
清水公園駐車場看板
   
▲TOP