須賀神社由来記
一 祭神
大己貴命(大国主神)、素盞嗚命(須佐之男神)、稲田姫命(櫛名田比売命)
二 鎮座
疫病除けの守護神として第九十六代後醍醐天皇元徳二(一三三〇)年の鎮座である。
三 例祭
毎年、疫病流行、稲作病虫害期の七月十三日・十四日(古くは旧暦六月十四日と九月十三日)に神事として山笠奉納を行っている。
四 由緒
須賀神社は、祇園神社とも呼ばれ「お祇園様」の名で親しまれている。祭神の「素盞嗚命」は、日本最古の「古事記」によれば、八俣大蛇を退治して櫛名田比売を娶られた勇気ある神様である。
本源は、インドの祇園精舎の守護神(「祇園神社」の由来)牛頭天王の垂迹神(日本に姿を変えて降りてこられた神様)とされ、清々しい神様であることから須賀神社と言われている。
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